
鉄骨の鋼材は不燃ではあるが、温度が450℃以上になると急激に強度が落ちてしまい、
800℃以上に達すると火災に耐えられなくなります。
その為、火災時に建物の鉄骨を熱から守り、建物の倒壊を防ぐ役割をするのが耐火被覆工事です。
吹付け工法
吹付け耐火材を専用機械を用いて鉄骨に直接吹付ける工法
・ロックウール吹付け
・セラミック系吹付け
・石膏系吹付
メーカー:太平洋マテリアル 製品名:太平洋スプレーコート
メーカー:エスケー化研 製品名:セラタイカ
メーカー:東邦レオ 製品名:モノコート
メーカー:菊水化学 製品名:タイカモルタル
巻付け工法
ロックウールフェルトの表面に不織布を配した巻付け耐火材を、スポット溶接で固定するピンで鉄骨に取り付ける工法
メーカー:ニチアス 製品名:マキベエ
成形板張り工法
けい酸カルシウムを主成分とする成形板を鉄骨寸法に合せて切断加工し、取付け金物および耐熱性接着材等を併用して張付ける工法
メーカー:JIC 製品名:タイカライト
メーカー:ニチアス 製品名:キャスライト
メーカー:小野田化学 製品名:カルシライト
塗付け工法
火災時に熱により発砲して断熱層を形成する特殊塗料を鉄骨に塗り付ける工法
メーカー:エスケー化研 製品名:SKタイカコート
メーカー:化工機商事 製品名:ナフィファイヤ
メーカー:菊水化学 製品名:KSウェスタ
メーカー:日本ペイント 製品名:タイカリット
みどりやはロックウール吹付けに特化しております。
<太平洋マテリアル株式会社販売工事店認定書>
みどりやは「太平洋スプレーコート」正規販売工事店、関東7社の内の1社です。
<構成材料>
ロックウール吹付け工法は、吹付け機により解綿したものをブロアーによって施工場所のノズルまで定量的に空気圧送する。
セメントはあらかじめミキサーで水と混練し、スラリーポンプによってロックウールの吐出量に応じた量をノズルまで圧送する。
ノズルから噴出するロックウールと一緒にセメントスラリーを噴霧し、混合しながら吹付ける。
200m以上の高さまで搬送することも可能。
<施工システム図>
<吹付け厚さと構造認定番号>
材料搬入
ロックウール投入
吹付け
コテ均し
材料搬入
ロックウール投入
吹付け
コテ均し
耐火被覆業界初のオートメーションプラントの開発・現場導入に成功。
開発の目的:機械による巻き込まれ災害から作業員を守る為
オートメーションプラントとは、ロックウールの自動投入とセメントスラリーの自動混錬を行うシステム
これまでは人の手により投入していたが、ベルトコンベアー等によって自動投入を実現。
33%のセメント溶水を限りなく正確に自動混錬するシステム。
オートメーションプラントは作業員の安全を守る為に日々活躍しています。